初詣などの時に神社で引くおみくじってとっても楽しいですよね。1年の運を占ったり恋愛や健康、金運なんかもすごく気になっちゃいます。友達とわいわい見たり、1人でこっそり見たり、人それぞれの楽しみ方がありますね。
そんなおみくじを引いた結果が大吉だったら、めっちゃテンション上がっちゃいませんか？友達や恋人に自慢したりSNSに投稿したくなったり。
大吉のおみくじってどうします？
「大吉だったら持ち帰って凶だったら結んでくる」「大吉は財布に入れて持ち歩く」などの話を聞きますが本当はどうなの？って思いますよね。
また神社におみくじを結ぶ専用の場所がありますが、名前って知ってますか？おみくじを結ぶ意味ってなんだろう？
今回は
- 神社のおみくじの大吉は結ぶのか結ばないのか
- 神社でおみくじを結ぶ意味
- 神社でおみくじを結ぶ場所の名前
についての疑問にお答えします！
関連記事:おみくじの縁起物の意味って何？！種類やご利益に保管と処分の仕方まで解説！！
おみくじの大吉は神社で結ぶ？結ばない？
神社で引いたおみくじが大吉っだった時に結ぶの？結ばないの？持ち帰るの？の疑問の答えを先に書きますと
おみくじの大吉は神社で結んでも持ち帰ってもどちらでもいい。
なんです。
他のサイトやおみくじ研究家の意見として「おみくじは吉凶関係なく持ち帰る」とか「いつでも読み返せる様に持ち歩く」などと書かれているものがありますが、神社本庁のホームページに「境内の木に結び付ける習わしもあるが、持ち帰っても問題ない」といった内容の記載がありますので、公式見解としてはどちらでもいいが正解でしょう。
そもそもおみくじはただ吉凶を占うだけのものではなく、書いてある内容を生活の指針としていくもの。大吉だからといって全部良いことが書いてあるとは限らないですし、凶だって良いことが書いてあったりしますよ。
引いたおみくじを神社で結んできても持ち帰ったとしても、おみくじの内容をしっかりと読み自分自身の行動に照らし合わせていく事が重要ってことですね。
私は今まで『大吉は財布に入れて保管、その他は神社に結んでくる』派だったんですが、別に間違いじゃなかった、ということでホッとしました。どちらでもいいとの事なので、今後もこのマイルールを続けて行こうと思います(笑)
おみくじを結ぶ意味や理由
おみくじを神社の木に結ぶのは木に宿る神様や木の生命の力で願い事が結ばれますようにという意味です。
昔から日本では木に神様が宿ると考えられてきました。そのためおみくじを神社の木に結ぶことで「神様と縁を結ぶ」ことになります。また、木のパワーで「凶を封じ込める」といった意味合いもあります。
凶のおみくじを利き腕と反対の手で結ぶと吉凶が入れ替わるなんて言い伝えもあるんですよ。
おみくじを結ぶ場所の名前
神社によっては木と木の間に紐を伸ばしておみくじを結ぶ場所がありますが、名前を「おみくじ結び所」や「おみくじ掛」といいます。こちらに結ばれたおみくじは定期的にお焚き上げがされています。ちゃんと神様の所に届いている感じがしますね。
何故おみくじ掛があるかというとおみくじが木を傷めてしまうから。
境内にある木や枝に結ぶとご利益があると考えますが無理に結ぶのは止めてください！大事な木を傷めてしまいますし、枝から外すのも大変な苦労になります。ちゃんとおみくじ掛に結んでくださいね。
関連記事:おみくじの公式の順番や内容を解説！！末大吉や半吉、平の意味って何？！
おみくじのまとめ
おみくじで大吉を引いたら神社に結ぶのか結ばないのかについては「おみくじの大吉は結んでも持ち帰ってもどちらでもよい」ということでした。
重要なことはおみくじの内容をしっかり読んで自分自身の行動に照らし合わせること。「財布に入れて常に持ち歩く」なんて方も多いと思いますが、たまにはおみくじの内容を見直してみることも大事ですね。
おみくじを神社に結ぶ意味としては「神様との縁を結ぶ」といった理由ですが、「吉凶を入れ替える」「凶を封じ込める」なんて言い伝えもありました。
願いを込めて結びたいところですが、神社の御神木などの木に結ぶのは絶対にダメですよ。大事な木を傷めてしまいます。「おみくじ結び所」や「おみくじ掛」といった名前のおみくじを結ぶ場所があるのでそちらで結びましょう。
初詣などで引くおみくじは吉凶を占う運試し、とっても楽しいイベントの要素もありますが、「神様からのメッセージをいただく」ということを念頭において、内容をしっかり読みたいものですね。
ちなみに明治神宮のおみくじは大吉や中吉などの吉凶は書かれていないんです。そのかわりに明治天皇や昭憲皇太后の和歌が記された「大御心(おおみこころ)」が記載されています。吉凶の占いよりもその内容を読み取り、自分の事として感じ取る。という意味では本当のおみくじなのかな、と思います。
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