お中元と暑中見舞いと残暑見舞いの違いや時期を分かりやすく解説!!

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春が過ぎると考えなくてはいけないのがお中元です。「誰に贈ろう」「何を贈ろう」なんてソワソワしちゃいます。

お中元は夏に贈る物ですが、暑中見舞いや残暑見舞いも夏に贈りますよね。

これらの夏の風習の違いって知ってますか?贈り物と手紙の違い?

今回はお中元と暑中見舞い、残暑見舞いの違いや時期などを解説します。

この記事の内容
  • お中元の意味や時期と贈るもの
  • 暑中見舞いの意味や時期と書き方
  • 残暑見舞いの意味や時期と書き方
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お中元って何?

お中元って何

お中元とは

お中元とはwikiによると

中元は三元の一つで、地官大帝(もしくは赦罪大帝。舜と同一視される)の誕生日であり、様々な罪が赦される贖罪の行事が催される。また、地官大帝は地獄の帝でもあるため、死者の罪が赦されるよう願う行事も催される。

wikipedia

地官大帝(ちかんたいてい)さんの誕生日の様ですね。

地官大帝は中国の道教における3人の運命の神様の1人で、第2位の神様なんです。

正式名称を『中元二品地官赦罪大帝(ちゅうげんにひんちかんしゃざいたいてい)』と言います。

おっ、中元が出てきましたね。

中国では地官大帝の誕生日である7月15日に『盂蘭盆会(うらぼんえかい)』という仏教行事を行う様になりました。

日本ではこの『盂蘭盆会』がお盆となって、先祖の供養をする行事に変わりました。

そしてお盆と同時に、商売先やお世話になった方に贈り物をする習慣が加わります。

これがお中元というわけです。

お中元の時期は?

お中元の時期は地官大帝の誕生日である7月15日です。

しかし関東では月遅れの8月15日がお中元となっています。

関西:7月15日
関東:8月15日

お中元の贈り物を7月15日にしっかりと合わせるのは大変ですよね。

なので、大まかに15日位ってことでOKです。月初め~15日前後に贈れば問題ないですよ。

お中元で贈る物って何?

お中元で贈られる物の代表といえばハムですよね。お中元の時期になるとTVやラジオでCMがたくさん流れるのでピンとくる方も多いんじゃないでしょうか。

関連記事:お中元にハムをなぜ贈る?賞味期限切れや保存方法!!

ハム以外では、お酒やお菓子などが人気の上位を占めていますね。

大体の相場は3000円~5000円って所です。

お中元のポイント
  • お中元とは商売先やお世話になった方に贈り物をする習慣のこと
  • 関西では7月15日
  • 関東では8月15日
  • 贈る時期は月初から15日前後
  • 贈るものはハムが人気
  • 相場は3000円~5000円

暑中見舞いって何?

暑中見舞いって何

手中見舞いとは

暑中見舞いとはwikiによると

暑中見舞い(しょちゅうみまい)とは、暑中に知人などへ安否を尋ねるために家を訪問したり、手紙を出すこと。または、その手紙や贈り物そのものを指す。

wikipedia

暑中とは1年で最も暑さが厳しい時期のことです。

近年では暑中に家に訪れることはあまりしませんね。時期的にお中元を贈るので、お手紙を書くことが多いですね。

暑中見舞いの時期は?

暑中見舞いに時期は小暑~立秋前までです。

7月7日~8月7日頃までの約1ヵ月間

しかし、7月7日と言えばまだ梅雨の時期です。暑中見舞いという位なので梅雨明けの7月20日を過ぎた頃に贈るのが良いですね。

暑中見舞いの書き方

暑中見舞いにはこれといった書き方の決まりはありません。

相手の健康を気遣ったり思いやる言葉と、あなたの近況を添えればOKです。

とは言うものの大体のテンプレートはありますよね。

「暑中お見舞い申し上げます」から始まり「梅雨が明け暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか」などと続きますね。

「おかげさまで私どもは変わりなく元気に過ごしております」と綴り「時節がらくれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます」としめます。

文末は「令和〇年 盛夏」と書きますよ。

似たような言葉になりますが、暑中見舞いは思いやる気持ちが大事ですので、あまり深く考えずに言葉を綴れば良いですよ。

暑中見舞いのポイント
  • 暑中見舞いとは暑い時期に知人の安否を見舞う手紙
  • 7月7日~8月7日頃の1か月
  • 梅雨明けに贈るのが良い
  • 相手を思いやる気持ちが大事

残暑見舞いって何?

残暑見舞いって何

残暑見舞いとは

残暑見舞いとは、なかなか終わらない暑さを見舞い贈る手紙のことです。

立秋(8月7日)を過ぎて暦の上では秋ですが、まだまだ暑さは続きます。相手の体を気遣ったお手紙を書くのが残暑見舞いですね。

残暑見舞いの時期は?

近年では猛暑の年が多く、9月になっても残暑が厳しかったりしますよね。

しかし暦の上では8月7日からは秋なので、残暑見舞いは8月7日を過ぎた頃から贈るのが一般的です。

8月中に贈るのがマナーとされています。

残暑見舞いの書き方

暑中見舞いと同様に、残暑見舞いにもこれといった決まりはありません。

とは言うもののこちらもテンプレートはあります。

「残暑お見舞い申し上げます」で始まり「暦の上ではもう秋とはいえまだまだ暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか」と続きます。

「おかげさまで私どもも変わらず元気に過ごしております」と綴り「夏の疲れが出やすい時期ですので、どうぞご自愛ください」としめます。

文末は「令和〇年 晩夏」ですよ。

夏バテをしていえるであろう相手の体を思いやる気持ちが大事ですね。

残暑見舞いのポイント
  • 残暑見舞いとは、なかなか終わらない暑さを見舞う手紙
  • 立秋の8月7日~暑い間
  • 8月末までに贈るのが良い
  • 夏バテしている相手を思いやる気持ちが大事

お中元と暑中見舞いと残暑見舞いのまとめ

お中元はお世話になった方への贈り物。

関西では7月15日、関東では8月15日がお中元ですが、月初から15日位までに贈ればOKですね。

暑中見舞いと残暑見舞いは、共に相手の健康を思い書く手紙のことです。

暑中見舞い:梅雨明け~8月7日
残暑見舞い:8月7日~8月末

暑中見舞いは厳しい暑さを、残暑見舞いは厳しい残暑を、それぞれ見舞う気持ちが大事ですね。

お中元をいただいたお礼に、暑中見舞いや残暑見舞いを贈るのも良いですよ。

残念ながら近年この様な習慣も少なくなってきました。相手を思いやる気持ちを手紙や品物で贈る風習は大事にしたいですね。

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